なまけもの絵本館のブログ

絵本の紹介と子育ての話、いいねより、コメントをしてくれると励みになります

今回借りた絵本8月第1週

もう日記を書くのは面倒なので、コメントもないし、忙しいし。
なので、メモ形式に借りた本の紹介だけしていきます。
また夏休みが終わったら日記も再開したいと思います。


『となりのショセットさん』ロイク・クレマン作、アンヌモンテル絵、石津ちひろ訳

悲しい話だけど、悲しいだけではない、生きていく上で必要な何かを教えてくれる絵本。
ショセットさんは一人で住んでいるおばあちゃん。
ショセットさんは毎日愛犬と一緒に買い物に行ったり、散歩に行ったりしている。
ショセットさんは毎日同じことをして、愛犬といつも一緒にいる。
隣に住む少年(主人公)はそれが不思議でいつも気になっていた。
そんなある日、ショセットさんが一人で出かけていることに気が付いた。
愛犬はどうしたの?しかもショセットさんは変なものを盗んだり拾ったりしている!
ショセットさんは泥棒なの?少年はショセットさんのもとへ向かった。そうしたら‥
絵が細かくて、漫画やアニメを見ているみたいな気分になります♬
少し難しいけど、小学生のお兄ちゃんはしみじみと聞いてました。


『ゆうえんちはおやすみ』戸田和代・作、たかすかずみ・絵

小学校低学年向けの児童書です。たかすかずみさんの絵がとっても可愛らしく優しいです。
主人公は遊園地につとめる警備員のおじさん。
遊園地が休みの日はおじさん以外誰もいない。おじさんが一人でぼんやりしていると、
「観覧車にのりたい」とキツネがやってきました!驚いたけれど、
キツネが一生懸命頼むので、一回だけだよと約束してのせてあげました。
けれども、キツネはまたその次の休園日もやってきました。さあ、おじさんはどうする?
キツネは小さな男の子のように描かれていて、とっても気持ちがわかります。
断りたくなるおじさんの気持ちも、のせてあげようかなと思ってしまう気持ちも。
文章もとっても易しくて、挿絵が沢山入っているので、幼稚園でも楽しめます♬


『へそまがりねこマックス』ソフィブラッコール作、石津ちひろ訳

少年が一生懸命頼みこんで、飼い始めた保護猫、マックスは期待していたみたいに
呼んでも来ないし、かわいく鳴きもしない。全然反応しないし、悪いことばかりしてる。
お母さんたちはマックスを施設に返そうとし始めた!とにかくマックスと一緒に、
自室に閉じこもった少年。そして一番嫌がっていたことをしてあげたらどうなった?
ねこと少年が心を通わすとっても素敵なお話です♬


『らっちさん』杉田比呂美・作

北の海で生活しているあざらしのらっちさんのもとへ、
南の島の友達から手紙が届いた。そしてその友達に会いに行くために旅立ったらっちさん。
いろんな海の生き物に出会い助けられて、南の島へたどり着いたらっちさんを
待っていた友達とは?そしてその友達にどうして会いたかったのか?
遠く離れた友達に手紙と一緒に送りたい一冊です。お中元に本送るのもいいかも。