なまけもの絵本館のブログ

絵本の紹介と子育ての話、いいねより、コメントをしてくれると励みになります

児童書『おばけのアッチとくものパンやさん』

『おばけのアッチとくものパンやさん』角野栄子・作、佐々木洋子・絵


角野栄子さんをご存じですか?


魔女の宅急便などの原作を書かれた方として有名ですが、


魔女の宅急便は小説で読むにはちょっとレベルが高すぎて、


小学生には「小さなおばけ」シリーズがおススメです。


昨日も、もうすぐ一年生になる長女にせがまれて、読みました。


児童書なので、絵本に比べたら文字は多いけれど、挿絵が多く、言葉もわかりやすい。


しかも登場人物が人ではなく、おばけだったり猫だったり、小さい子が親しみがもてるものばかり。


でもって、昨日読んだのは子どもが大好きなパンがテーマのお話。




おばけなのに、レストランのコックをしているアッチは


猫やネズミたちと、いつも仲良く楽しそうにお料理を作っています。


そんなある日、アッチと猫たちがお散歩をしていると、空に浮かんでいる雲がパンに見えてきたんです。


なんだかおなかがすいてきた。そうつぶやいた途端、空から降ってきたんです!


展開が早くて、すらすら読んでしまいます。
ページ数も少ないので、10分ぐらいで読めますよ。


長女も楽しそうに聞いてました。大人の私でもワクワクして、
最後までさらりと読んじゃいますね。


さすがは名作。このシリーズはいろんな料理があるし選びやすく、


一話完結でどれから読んでもわかりやすいので、手に取りやすいですね。


しかもどの図書館にもたいてい一冊は置いてあります。そのくらい巻数が多いんです。


昨日も二人で数えててびっくり。本の後ろに描かれたシリーズの数は40を超えてたんです。


佐々木さんの絵も可愛らしいですよね。とっても大好きな本の一つです。