なまけもの絵本館のブログ

絵本の紹介と子育ての話、いいねより、コメントをしてくれると励みになります

5月31日火曜日『せっけんぷくぷく』『あわかいじゅうぶくぶく』

5月31日火曜日、子どもは学校、幼稚園平常通り、私は乳幼児ボランティア
昨晩降り出した雨は、朝方には止み、子どもたちは通常通り登校登園してくれました。
長男も、8時過ぎには自分で登校していきました。
私は小雨の中、ボランティア先へ。ボランティア先に着くころには雨もやみ、
予定していたイベント、乳幼児とシャボン玉で遊ぶことができました。
曇りで風も少しあり、とっても気持ちのいい一日でした。
今日のイベントはトレイに入れたしょぼん液を、紙をとった団扇につけて、
軽く仰いで、しょぼん玉をつくるというものです。
去年も参加したので、2回目になります。子どもたちはとっても上手に作ってました。
今年は赤ちゃんの参加者が多く、走り回る2歳以上の子たちの安全と、
動けない赤ちゃんたちにどう楽しませるかが結構難しかったです。
赤ちゃんたちは動体視力が弱いので、団扇でシャボン玉を捕まえてみました。
団扇の上にシャボン玉をのせると、風に吹かれて虹が揺らいで見えるんです。
赤ちゃんたちはそれをじっと見つめていました。中には手を伸ばす子もいました。
私がシャボン玉を捕まえていると、走り回っていた子たちが止まり、
真似をしてつかまえて自慢したり、私が捕まえたシャボン玉をつぶしに来たり♬
とっても楽しそうにしていました。あっという間に時間は過ぎていき、
大した問題ものなく、イベントは無事に終わりました。
先生方は疲れたと言っていましたが、私は特には。お話会みたいに緊張もしないし、
天気も予想していたよりもずっと涼しかったし、いつもの方が疲れた気がします。


ここからは絵本の話。今回は借りた絵本からシャボン玉の絵本を二つ。
『せっけんぷくぷく』おおぞのゆみこ・作、はまだようこ・絵

赤ちゃん向けのこどものともです。厚紙で作られていて、擬音語が多く、
絵も可愛らしい、とってもいい絵本です。ただ刷りなおされていないのか、
古い本しか見つかりませんでした。いい絵本なのになあ、残念です。
小さな子が洗面器の中で、石鹸で遊んでいます。だんだん増えていく泡を、
いろんなことをして楽しみます。それを隣で静かに見ているお兄ちゃん?の
視線がまたいいですね。シャボン玉のように静かに過ぎていく大切な時間です。


『あわかいじゅうぶくぶく』山本省三・文、鈴木博子・絵
こちらはもっと古い絵本です。初版は1989年。ネットで探しましたが映像もありません。
でもとってもいい作品です。対象年齢は3歳ぐらいでしょうか?主人公もそのくらい。
3歳ぐらいの男の子のお気に入りのかいじゅうが描かれたシャツ、
お母さんに無理やり脱がされて、洗濯機の中に入れられてしまいます。
そしたら洗濯粉が入りすぎて、あわかいじゅうが現れてしまった!
あわかいじゅうはとっても大きいけど、とっても優しいかいじゅうです。
男の子を背中に乗せて、一緒に街に繰り出します。
優しいあわかいじゅうは、泡を使って街の人たちを助けてあげます。
ついには泡の公園まで作ってくれるんです♬とっても楽しい絵本です。