なまけもの絵本館のブログ

絵本の紹介と子育ての話、いいねより、コメントをしてくれると励みになります

いい子のち泣き虫?『ゆきのよるのおきゃくさま』、『のんびり森はおおゆきです』

今日は幼稚園は休み、でも小学校は午前中なので、
朝ご飯の後、買い物に行きました。年中の長女と一緒に。
今日の長女はよく泣きました。朝ごはんを食べるのはもともと苦手で、
朝ごはんの途中に泣くのはよくあることなので、今日は放っておきました。
そしたらのんびりのんびり一時間ほどかけて食べてました。
買い物している時は静かにしてたんですけど、帰り道手をつながないことを
叱ったら、ぐずりだしてつなぎたくないと怒りました。
まあ、その時はそんなに大事にならかったんだけど、
午後お昼の後に、次男と一緒に美容院に連れて行ったんです。
美容院は混んでいて、女の子はすぐできるけど、男の子は少し待ってと言われました。
ここで髪を切ってもらうのは、去年以来ですが、髪を洗ってもらったことはない。
機械で洗うんだよと、説明しておきましたが、いい子にしてられるかどきどきでした。
でも長女も次男も泣くことも嫌がることもなく、洗えたし切ってもらえました。
その上いいこと言われて上機嫌でした。
ただ長女が切った後に、やっと次男は切ってもらえて、
次男は長女が切っている間ずっと待っていて、
長女は切ってもらった後に、次男が切り終わるのを待っていて、
二人とも待ちつかれたのか、美容院を出ると次男は帰りたいと言い出しました。
小学校一年生だし、行きなれた道なので、一人帰しました。
私と長女はそのまま近くのスーパーへ、午前中買い忘れたものを買いに行きました。
買って帰ってきて、おやつを食べ終わった後ぐらいから、長女がまたぐずりだしました。
そしてどんどんひどくなり、三歳ぐらいのようにわがままを言う上大泣きを続けます。
眠いのかなとなだめても、おなかが空いているのかなとなだめても無理でした。
なんとかなだめて、絵本を読んであげたらだいぶ落ち着きました。
夕ご飯も寝かしつけもすんなりいって、今はすやすやと寝ています。
子どもは大きくなっても時々壊れたように大泣きするんですよね。


ここからは絵本の話。今日のテーマは今回借りた絵本。
この頃天気はいいですが、今回の絵本は雪関係の絵本が多いので、
その中から大雪関係のを選んで、2冊紹介します。
一冊目は『ゆきのよるのおきゃくさま』ティルデミヒェルス作、ラインハルトミヒル絵

山奥に一人で暮らしている男、ハンス。ある晩、大雪が降ります。
すると、ウサギが凍えて中に入れてくるように頼みました。
ハンスはウサギを中に入れて暖炉に火をつけました。
ウサギとハンスが眠ろうとすると、そこへキツネがやってきました。
さて、ハンスはどうするのでしょう?
弱いウサギと、ウサギを食べるキツネと、キツネよりも強いクマが
雪の中助けを求めてきたらどうするのか。なんだか哲学的なものを感じました。
私だったらどうするんだろう。ハンスみたいに対応できるだろうか?


二冊目は『のんびり森はおおゆきです』かわきたりょうじ作、みやざきひろかず絵

先日紹介した『クマさんのドーナッツ』をかいたみやざきひろかずさんが絵を
書いていることで借りてみました。

相変わらずみやざきさんの絵はのんびりとしていて、温かい感じになります。
話の内容ものんびりとしていて、なんだか一緒にのんびりしたくなりました。
のんびり森に住んでいる人はだれもみんなのんびりでした。
雪が降ってものんびりとしていました。が、大雪となり家が埋まってしまいました。
閉じ込められた森の人たちは、何とか抜け出すけれどゾウさんがいません。
ぞうさんをみんなで探しに行くと?大雪をこんな風に考えられたら幸せなんでしょうね。