なまけもの絵本館のブログ

絵本の紹介と子育ての話、いいねより、コメントをしてくれると励みになります

『手づかみ離乳食』を読んで

生後6か月、スプーンで親が一口から始めるピューレ状の離乳食は赤ちゃんに
とって苦痛であり、あまり食べる気になれない。
なぜなら、赤ちゃんは誰にも教わらずに歩けるように、
食べ物を口に運んで食べるとおいしいし楽しいということを、
生後6か月ごろにはすでに知っていて、常に実践しようとしているらしい。
だから歯茎でつぶせるほどのスティック状にして離乳を進めるべき。
と、簡単に説明するとこんな感じの本でした。


私は三人の子どもがいますが、一人目の時はものすごく気を付けてあげてました。
それは私自身がアトピーがあって、もしかしたら子どもにアレルギーがあるかも、
あと、長男は2350gで生まれ、発達は他の子に比べると少し遅かったので、
離乳食が怖くて仕方なかったですね。でも二人目の時は年子だったので、
そんな余裕もなく、その上二人目は離乳食が大嫌いで( 一一)
長男は簡単だったので、次男は大変でしたね。そして小食の長女はもっと大変。
だけど、これを読んで納得いきました。
児童館にボランティアで通い出して、他の子を見ている納得するんです。
子どもがおもちゃを口に持っていくと、叱る親が異常に多いんです。
まだ言葉が理解できない1歳にも満たない子でも、すぐに叱るんです。
でもそれは食べれるものかどうか調べているだけで、どんな子でもやるらしい。
それを止めてばかりいると、自分で食べることはいけないことなんだと、
インプットされてしまうらしい。だけど親としてはほんとに気になる。
周りの目も気になるし…ほんと、こういうことも妊娠中に教えて欲しかったなあ。
私この頃思うんです。安定期に入った妊婦集めて、児童館巡りでもしたらってw


結論、手づかみは6か月頃から、ゆっくり進めていこう。
歯茎でつぶせるスティック状のニンジンやサツマイモなどから初めて、
食べなくても遊ばれても気にしない。空腹だと赤ちゃんのストレスだから、
ミルクを飲んだ後でも大丈夫。気分の良い時に、悪くなったらすぐやめよう。
栄養はミルクで取って、食べれるようになったらミルクを少しずつ減らして。
親からのスプーンの一口を拒絶するのはみんなおんなじ!当たり前のこと。
手づかみで楽しく食べ始めれば、人から食べさせられるのも、
道具を使って自分で食べるのも自然と上手になっていくんだとさ。
これを知っていれば、きっと苦労しなかったんだろうなあ。