なまけもの絵本館のブログ

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10月23日から11月6日まで借りた絵本

冬にぴったりの外国の面白い絵本です。
主人公はハリネズミですが、他にもニワトリ、ブタ、猫などと自然の生き物が沢山。
冬ものを干した少女は、部屋の中で温まっているうちに、冬物は風に飛ばされて、
靴下を拾ったハリネズミ、ひょんなことから靴下は抜けなくなってしまい、
みんなに笑われてしまう。さて、靴下はどうなるのやら?
話はとても単純だけど、わかりやすく面白い。何よりもハリネズミのセリフが、
人間らしくてとっても好きです。そして私が何よりも勧めたいのは絵です!
なんとこの絵本にはページごとに三種類の絵がついているんです。
真ん中の絵はハリネズミの今の状況、左の絵は少女の絵、右の絵は次に出てくる動物の、
とこんな感じに話だけでなく、他のことでも楽しむことのできる素敵な絵本です。


クリスマスにぴったりの、心温まる素敵な絵本です。
ノラネコのフランソンは段ボールの家で毎日凍えて暮らしていました。
でもフランソンはセーターがあったので、平気でした。
散歩に出たある日、セーターがほどけてしまい一本の糸に。
逃げていく一本の糸をたどっているうちに、素敵な出会いをするのです。
話も感動しますが、絵もとっても素敵です。
外国の家並みってなんであんなに素敵に見えるんでしょうね。


家から出たことがない黒猫ヨルと、家で暮らしたことのない野ネズミの話。
ある日、ヨルは野ネズミを助けたお礼に、一緒に家を抜け出し、夜の街へ。
初めてみる夜の街は、ネズミの言う通り、きれいで明るかった。
でもヨルにとって、夜は静かで落ち着く。どちらも好きで、どちらも美しい。
家も好きだけど、外の世界もステキ。外の世界は奇麗だけど、やっぱり家が落ち着く。


曜日の絵本です。穴の中に住んでいるネズミを、穴の前で猫が呼んでいます。
ネズミは色々な用事を言って断るんだけど、猫がちょっと怖くて面白い。
ねこはどういうつもりでネズミを呼んでいるのか?やっぱり食べるつもり?
ネズミの家が意外としっかり作られていて、その絵を見るだけでも面白いです。
ページに曜日がついているので、曜日を覚えるためにもいい本になりそうです。


誰も済まなくなった家は心を持ち、おばけのようになってしまいます。
気まま?暮らしていた家にある日、動物がやってきて中に入れてくれるように頼みます。
断った家に、動物が嫌味を言うと、なんと家がその動物を捕まえて食べてしまうんです!
次々と動物を食べる家、さて、最後はどうなるのでしょう?怖くて面白い絵本です。


絵がとっても素敵な絵本です。表紙をめくると、他の本なら無地なところに、
ぎっしりと描かれた秋の山。それがとっても素敵なんです。見ているとすいこまれそう。
話は動物とかくれんぼをしている少女の話。その途中、知らない声が聞こえてくるんです。
声は「まだだよ」と繰り返します。見つけられなかった少女たちはまた後日、
声を探しに行きます。すると、声の主がわかるんです。とても素敵な秋の絵本です。