『つきよのうた』はせがわさとみ

はせがわさんの作品を読むと、独特なやさしさと温かさに包まれるので、大好きです♬
今回はタヌキとクマが主人公。クマのところに届いた、タヌキからのお月見の招待状。
ゴチソウを準備して待っているというタヌキに向けて、クマは歌を持っていくことに。
ステキな歌を作ったのに、強風にあおられた途端に、忘れてしまった。
その忘れたというのを、風に持ってかれたという表現が面白い！
そして歌を取り戻すために風をおいかけます。すると、いろんな動物に会えるんです。
そんでもって、最後に素敵な温かい奇跡が起こるんです。きっとあなたも優しくなれる。
『びっくりポピー』

お母さんの誕生日にお花をプレゼントしようとする女の子。でもお金はありません。
だから野原でお花を根っこごとつんでプレゼントしたら‥？
夜中に不思議な音が聞こえてきて、うるさすぎて眠れなくなった！その音とは？
秋にぴったりの不思議な絵本です。野に咲く花は野に咲いているのが一番なんだね。

『かいじゅうじまのなつやすみ』

みんなを怖がらせるのが仕事のかいじゅうにも夏休みがあるんだって！
夏休み、故郷のかいじゅうじまに集まったかいじゅうたちは、
お互いの仕事ぶり、どれだけどうやって人間を怖がらしたかを自慢します。
だけど本当は…？最後にくすっと笑ってしまうような展開が待っていますよ♬

『ねえ、ほんよんで！』レイン・マーロウ

せっかちなウサギと、のんびりなカメが仲良くしている表紙が最高です！
何でこんな二人が？と思うかもしれませんが、最後にその謎が解けますよ。
ウサギは子どもみたいに、のんびりなカメを急かします。でもカメは気にせず、穏やかに。
そんなカメがホッとできるのは、ウサギが眠る時だけ。ウサギに絵本を読んであげると？
カメは絵本を読んであげるのが上手なのです。でもウサギにとっては？
子育てにつかれるお母さんにこそ読んでほしい、最高の1冊です！

『ぐぎがさん、ふえほさん、おつきみですよ』岸田衿子

『やまねこせんせいのこんやはおつきみ』末崎茂樹

森の優しいお医者さんやまねこせんせいのシリーズの一冊。
今回はおつきみ。ヤマネコ先生は優しいけど、少しおとぼけｗ
今夜がお月見だということを、患者さんに聞くまで忘れていました。
風邪をひいてしまった親リスに、コリスをお月見に連れていくように
お願いされたヤマネコ先生は、コリスと一緒にお月見会場に急ぐけれど…？

『おつきみおばけ』せなけいこ

せなけいこさんの描くおばけは怖くないんですｗどこかおっちょこちょいで面白い。
今回は優しいおばけちゃん。迷子のウサギの子を助けてくれるんです。
慰めようと、一緒にお月見の準備をするのだけど、お団子がないんです。
さて、おばけはどうするのかな？またおっちょこちょいの事件が起こりますよｗ

『うさぎのぱんとぶたのぱん』

色々な動物の形をしたパンを売っているキツネのパン屋さん。
ブタの子が、ドキドキしながらウサギのパンを買ってみました。
そして食べると、なんとウサギになってしまった( ﾟДﾟ)それでどうしたのかな？
もう一つお話が入っていて、そっちはウサギが主人公。友達が人間につかまって、
助けるためににんげんぱんを食べたウサギ、さて、無事に友達を助け出せるのか？
「もったいない、もったいないったらありゃしない」のフレーズがとっても面白い♬

『がたぴしくん』たしろちさと

街で一番古いバスがたぴしくん、ある日動けなくなってしまい、公園のバスとなりました。
月夜の晩、迷子のキツネを助けたくて、困っていると不思議なことが起こるんです。
満月の夜は不思議な軌跡が起こるんだよね。こんな優しいバス、私も乗ってみたいな。

『さあちゃんのぶどう』

さあちゃんは小さな女の子。ぶどうを育てているんです。とっても楽しみみたい。
でもお母さんに言われた通り、沢山沢山待ちます。それなのに、事件が起こるんです。
とっても可愛らしい事件がｗ季節の移り変わりが感じられる素敵な一冊です♬

『スーおばさんのレストランバス』すとうあさえ

うちの長女は移動販売車が大好き！特にレストランがついている車なんて最高です。
そんなかわいらしい車の話。運転手は優しいスーおばさん。
不思議な手紙に誘われて、森の中に入っていくと、滝があって進めない？
だけど、その滝が！とっても素敵な道になるんです。私も一緒に旅をしたいものです♬