なまけもの絵本館のブログ

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のんびり夕ご飯『あんみんガッパのパジャマやさん』

年長になった我が家の長女はご飯が苦手です。
赤ちゃんの頃から小食で、今も痩せています。一応平均体重には入ってるけど。
人一倍背が高くてすらっとしていて、太り気味の私からは心配で心配で。。
でも沢山食べさせようとすると、吐いてしまうのであまり強くも勧められない。
一応平均体重に入っているから、元気であるからいいかと流しています。
だけど一日の終わりぐらいは沢山食べてほしくて、夕ご飯はちょっと多めです。
多いと時間がかかって嫌になってしまうので、嫌にならないように
本読み聞かせたり、絵を描いたり、色々話をしながら進めます。
ちなみに上のお兄ちゃんたちは炭水化物が大好き!ご飯をさらりと終えていきます。
学校の話をしてほしいのに、ぜんぜん関係ないマンガの話を二人でして、
しゃべりながらあっという間にご飯を終わらしてしまいます。
お兄ちゃんたちがさらりとご飯が終わるのに、お兄ちゃんたちは楽しそうなのに、
というのも長女には苦痛なんだろうなあ。それに早食いは良くないし…
ということで、昨日は夕ご飯時に児童書を読み聞かせました。
本当はご飯が食べ終わるのを待ちながら、一人で読もうと思ったんだけど、
長女も次男も聞きたいようで、ご飯のスピードを見ながら読み聞かせました。
結果、とってもゆったり気持ちよくご飯を食べ終えることができました♬
読みながら、一息置いた時に「大丈夫?」とか、「お肉も食べて」とか言えるしね。
次男も楽しそうに聞いてました。選んだ本がとっても良かったみたいw


ということで、昨日読んだ児童書の紹介もしますね。
『あんみんガッパのパジャマやさん』柏葉幸子・作、そがまい・絵

『モンスターホテル』を描いてらっしゃるとっても素敵で有名な児童作家さんです。
私が子どものころから知っている人で、この人の作品をたくさん読んできました。
どの話も不気味に面白くて、すらすらとあっという間に読んでしまいます。
今回は72ページという薄さ、文字も大きくフリガナ付き、挿絵がとっても多いんです!
見開きの大きな絵が、ちょこちょこと入っていて、絵本を読んでいるような感覚。
そがまいさんが描く不気味さがまた最高ですね!盛り上がって1時間もかからなかった。
もよちゃんという女の子が主人公。もよちゃんは外食の順番待ちの間に、
商店街をぶらぶらしていたら、大きなカッパの顔のお店をみつけます。
「あんみんガッパのパジャマやさん」の噂を聞いていたもよちゃんが
お店を見ていると、後ろから魔女がやってきて、中に入っていきます。
もよちゃんも思わずカッパの口の中へ、その途端カッパの口は閉まって…
大丈夫です、怖くありません(;^_^A一応ハッピーエンドだし、結構面白いです。
魔女と黒猫のやりとりがいいですね。「ぞくぞくむらのオバタン」みたいで。